

ツェルマットの名物でもある、これ
電気自動車
1969年、村議会でガソリン車の一切の出入りが禁止される。
奥深い谷のどんつきにある村なので、道路も狭く、村自体の面積も小さいし
これぐらいの小型車が絶妙にマッチする
人が乗り易い車を作るというより、村に、自然に適した車を作ってそれに人が馴染むという感じ。
製造してるのはこの村にあるちっちゃな工場
なんと従業員全部で4名
基本的に部品は全て外注で、ここでは組み立てるだけ。
それでもこの斬新なデザインと機能性をこの人たちが考えて
それを形にしてるってのは凄い。
それもここはツェルマット、マイナスでもグイグイ動き続ける電気自動車を作るのは用意じゃないはず。
しかも、一台目は1977年に製造されたらしい。
充電には4時間やったかな?
航続距離は40km〜200km、乗り方次第
それでもこのこじんまりとした村にはピッタリ
これでこの村が世界から観光客の訪れる、
スーパーリゾートとして成り立ってることを考えればこれ以上の物はないんちゃうかな
ちなみにタクシーの運転手はほとんどがポルトガル人で
運転はめちゃくちゃ荒い!!
音無く迫ってきてよくひかれそうになる。w


燃料を燃やして走る車で走っていいのは重機とゴミ収集車、パトカー、救急車、その他自治体の特別車両のみ
村内のバスも電気自動車
切り立った谷に位置する地の利を活かして水力発電でしっかり電気を作り
自分たちで自分たちに必要な移動手段を発明して
全てこの村で完結出来る
しかもそれが世界から人を呼べるスーパーリゾートときた
村の人が村のことを真剣に考えて、
逆に言えば、一人ひとりが自分よりも村全体を優先した結果が
今のこの村の形なような気がする。
確かに商売上手な所も多々あるけども・・・w
それでも村の人からすれば、自分たちの住む場所を壊さないよう活かして
自分たちの暮し易いようにしているってのは凄いと思う。
何よりこれを作ってる人たち
1台300万円強の車、年間作れる台数も限られてるし
儲かる商売じゃない。
300万の車を年間〇〇台、経費を引いて、、、うーん、、、ザッと計算すると、
4人の年間収入が丁度スイス人の平均収入ぐらいになるではないか!
こういうところにスイス人の道徳心と協調性と自尊心を感じる。
このブログをみてるなかに、この村にくることがある人は是非そんな側面からも
ツェルマットを楽しんでみて下さい。
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